単独(ひとり)で事故れ!

マリアのウソ?

ある町に娘がいた。

 

娘は結婚が決まっていた。

結婚前に性交渉はしないのが当時の風習であった。

 

だけど、娘は妊娠した。そして、それは人々の知るところとなった。

人々は追及した。誰の子だ?と

 

娘は言った。「夜、眠っていると、天使が現れて・・・」

 

その言葉は何故か人々に信じられた。

そして、ある冬の夜、ついにその子は生まれた。

 

神の子として。

 

普通なら、やばいことになっちゃって苦しい言い訳したって話だよねー